国民年金基金のネット記事が載ってました。

国民年金基金のネット記事が載ってました。
怪しいとは思ってましたが、ここまでとは。
週刊文春もアホな不倫ばかり追いかけてないでこれを暴いたら面白いのでは??

原文URL
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1123385401

質問内容)
国民年金基金は誰が運営しているのですか?
 国民年金基金連合会とはどんな組織ですか?

ホームページを観てみましたがわかりません。

 社会保険庁厚生労働省へのリンクはありますが、国が運営しているものではなさそうなのですが。

また国が運営しているものだったら国民年金のような問題も当然ありますよね。

 妙な天下り団体のようなものが国がやっているようなフリをしているのでしょうか。

 使い込みや不正受給等色々問題ないのでしょうか。

 (いまではそっちのけですが)国民年金のように話題にならないので疑問に思いました。

 国民年金基金とは国民年金公的年金)にプラスして保険料を支払い年金が増額するシステムです。とありますが国民年金基金自体は公的年金ではないのでしょうか?

 国民年金を支払っているものだけが加入できる制度で個人都合で途中解約できません。とありますが何だか怖い所ですね。

 一旦入ったら抜けられないショッカーのような組織なのでしょうか。
 

回答)
国民年金基金は、国民年金法に基づき設立された法人です。地域型基金都道府県ごとに設立)と、職能型基金(医師、弁護士等の同業者ごとに、それぞれ全国で1つの組織として設立)があります。
 国が運営しているのではありません。
国民年金基金連合会は、同様に、国民年金法に基づき設立され、国民年金基金の中途脱退者に年金を払う事業や、各国民年金基金の資金を1つにまとめて運用する事業などを行っています。

 実質的には、厚生労働省社会保険庁の役人OBの天下り先のひとつと言われています。

いったん加入すると、以下のような脱退事由がない限り、自由には脱退できません。
国民年金の1号被保険者でなくなる(=厚生年金に加入、など)
国民年金保険料の免除を受ける
③ 地域型基金の場合、管轄地域外への転居
④ 職能型基金の場合、廃業、など。
また、脱退は、それまでに払った掛金の返還を伴いません。いったん払った掛金は、65歳(Ⅲ型は60歳)以後に年金として受け取れるだけです。まさに、「一旦入ったら抜けられない」組織です。

 使い込みや不正受給よりも、もっと深刻な問題を抱えています。集めた掛金は株や外債などに運用して増やし、その利益で高い年金を払う目論見だったのですが、その目論見が大外れで株や外債で大幅な損失(積立て不足)を抱えて破たん寸前だからです(2008年3月末の財政状況は下記参照。今は株安や円高でもっとひどいのは確実です)。ただし、解約という制度がないので、民間生命保険会社のように「解約殺到で破たんする」、ということはありません。
http://www.npfa.or.jp/jigyo/finance/index.html

いずれ、年金の減額など(実質破たん)に追い込まれる可能性が高いでしょう。厚生年金基金では、設立母体企業に積立て不足を負担させる、という手もありますが、国民年金基金にそれはありませんし、国の救済も期待できません。なぜなら、国民年金基金の設立直後に医師や弁護士等の高額所得者がその節税メリットを喜んで家族ぐるみ大挙加入し、そのため国や地方自治体は大幅な税収減になってるのですから、その挙句の積立不足の救済に税金を投入するのはまったく筋が通りません。
 盛んにテレビCMやってますが、それは、カモを集めて低い運用利回りで我慢させ、実際の資金運用益との差額を古くからの加入者に回すため、と考えられます(そうしないと、古くからの加入者に約束した高い年金が払えそうにないのです)。このCMの費用の出所は、政府からの補助金と言われています。

 国民年金基金は、年金制度上は「私的年金」に分類される点で、厚生年金基金と同様のはずですが、国民年金基金自身は「公的年金」だと宣伝しています。男女別の掛金やら、加入時期によって加入者間の予定利率に差別的な待遇の差異を設けるという、生命保険会社とまったく同様の運営なのに、これを「公的年金」と呼ぶのは、完全に間違っています。

との内容でした。
自分もHP上の27年度決算を見て驚き!!
不足金処理計算書が・・・な、なんと!3778億3687万8808円も繰り越しで報告されてます。
3778億ですよ!!恐ろしい・・これが何の問題にならないのが意味わからないです。

個人事業主フリーランスさん!!
食いものにされてますよ!!
これなら当社の手厚い社保に加入し、毎月の国保負担額を削減して、削減した分を貯蓄か、運用かした方が良いのでは?

まだ加入したての方も、既に長年加入した方も、早く見切りつけて考え直しましょう!!
いつでもご相談下さい!お待ちしてます!!

t.yokoi@imple.net
担当:横井